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朝鮮半島東南部(辰韓・新羅)領域に於ける倭人の動向(3-9)

 投稿者:hn2602  投稿日:2016年10月23日(日)19時29分59秒
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   2年ぶりの書き込みですが、前回に、東岳(吐含山)に「東岳神」として脱解が祀られた理由が不明だと書きましたが、或いはこの山名自体が、脱解と関連した物であった可能性が思い浮かびましたので、前回の追補として書き加えます。
 脱解が倭国(=邪馬台国?倭奴国?)の東北千里にあると言う「多婆那」国或いは「花厦」(【王完】夏)国の出自であり、またその名の語義が、日本語の「たか」(高、鷹)であると考えられる事は金官伽耶国の始祖王の首露王との呪術合戦で、「鷹」に変身した事からもわかります。又、東岳と称された東方(日本の方向)の山の神(岳神)として祭られたこと自体からも、その名が「高」や「岳(たけ)」と言った上代日本語の語彙と無縁のものではなさそうな事も判ります。
 さて、脱解の漢字表記に「吐解」というものもあった事は以前に述べましたが、この「吐解」は「たか」の別表記か、或いは半島南部と日本列島の倭人語(古代日本語)の方言差の可能性もあると書きました。それと東岳の現地語名称「吐含山」とを比較すると、「吐」が「脱」と同音価もしくは方言差で「た」を意味するとすれば、「含」は「がん」「ごん」いずれの漢字音で読むにしても、t/d系の語頭子音と言う事になります。上代日本語では、全ての語彙は開音節であり、「ん」は仏典の読みから日本語に唯一入った単独で語末に発音され得る「子音」ですが、当然上代日本語時代や、おそらく3世紀の倭人伝語の時期にも、あり得なかった音韻だと考えられます。即ち「含」は「か/が」「こ/ご」と言った音価であったでしょう。即ち「吐含」山と言う山名は「吐(=脱、た)」「か」山と言う事になります。何の事はない、「東岳」即ち「東の山岳」の辰韓・新羅領域の現地語での地名は、「たか」山という語彙そのものだったのです。
 新羅は、金氏により半島南部の韓族及び倭人地域の統合を果たしましたが、地名を漢風(中国風)に変えました。これは或いは、馬韓出自の金氏は、新羅が「倭人と関わりが強い」という歴史的事実の「消去」を願って、そのような地名改変を行ったのかもしれません。おそらく同一人であろう朴赫居世と倭人の重臣瓠公を分離したのも、その為でしょう。
 
 
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